残ったトマト缶の保存方法

トマト缶は便利だけど使い切れない!

トマト缶を使い切れずに残ることってありませんか?
残ったトマトの保存法が、私がいつも使っている『カゴメ濃厚あらごしトマト』には、こう記載されています。

〇使い残した場合は他の容器に移し替え、必ず冷蔵(10℃以下)保存にて2日以内にお使いください。

ポイントは、
 ①他の容器に移す必要があること 
 ②10℃以下の冷蔵保存をすること
 ③2日以内に使い切ること
の3つです。それぞれの理由について調べてみました。

①他の容器に移すのはどうして?

缶のままで保存してはいけない理由は、調べてみたところ2点ありました。

・体によくない物質からトマトを遠ざけるため
缶の内部のコーティング剤にBPA(ビスフェノールA)という体に悪い物質がトマトに溶けだすそうです。(詳しくは厚生労働省HPをご覧ください)開封したなら、なるべく早く缶から出した方がよさそうに思います。

・鉄臭さや変色の可能性があるため
コーティングされていない部分(開封部分)に、トマトが触れるとトマトの酸で酸化が進み、臭い移りや変色の原因になるそうです。

②10℃以下に保存しないといけないのはどうして?

缶詰には、保存料があまり使われていません。長持ちする理由は、殺菌された状態で密閉されているからです。しかし、開封すると空気中や料理器具から細菌やウイルスやがトマトの中に入り込みます。その細菌やウイルスを活性化させないため、10℃以下の環境においてあげないといけないわけです。

③2日以内に使い切らないといけないのはどうして?

冷蔵庫内でも、細菌やウイルスの中には死滅しないものがいます。死滅どころか発育・増殖を続ける菌もいます。細菌やウイルスが発育・増殖して、食中毒や腹痛に至る量にならないうちに食べ切りましょうということですね。

調べているうちに、少し怖くなってしまいました。気を付けないといけませんね。

次に、冷凍保存について調べてみました。

トマト缶の冷凍保存について

残ったトマト缶を冷凍保存するのが、良いのか良くないのかが気になり調べてみましたが、根拠がある答えを見つけることができませんでした。ただ冷凍保存した場合の賞味期限は、一ヶ月程度のようです。私は必ず冷凍保存しています。理由は、実際にやってみて、味に問題がなかったことと、凍ったトマトが扱いやすいと感じているからです。

私の場合、トマトは25g/皿を基本の量にしています。なので冷凍するときは、25gと50gずつの2パターンで、ジップ付きの冷凍可能な袋に小分けして冷凍します。
この方法の便利なところは、「毎回量の測定をしなくていいこと」です。1人前なら25gを1袋、2人前なら50gを1袋、3人前なら50g×2と25g×1という感じです。
また炒めるときも、解凍せずに凍ったままフライパンに入れて大丈夫です。凍ったままの方が、袋内にトマトが残ることがないので、おすすめです!

今回のテーマは、Instagramでcurry._.torasanさんから頂きました!
ありがとうございました!

 

 

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