7皿目『スペアリブフルカレー』

いろんなスパイスの香りがしますよ〜

圧力鍋を使うことで、肉はホロホロに、骨からはスープを取って、スペアリブをフル活用したスパイスカレーを作ってみました。

スパイスは、豚の臭みを抑えるために、各料理過程で効果的な種類を効果的なタイミングで使用つつ、全体の香りのバランスを整えて、食欲をそそるように工夫しました。

具体的には、

「焼く」…キャラウェイ、クローブ、マスタード、セージ、ニンニク

「煮る」…スターアニス、ショウガ、ネギ

を使い、

カレーの素にナツメグを、

仕上げに、五香粉を加えます。

このスパイスの使い方は、エスビー食品さんのHPの『素材との相性』を参考にさせて貰いました。

さて、レシピです。

【材料 2皿分】

◯スペアリブ用ホールスパイス類

〈焼き用〉

・キャラウェイ…小さじ1/4

・クローブ…2個

・マスタード…小さじ1/2

・セージ…小さじ1/4

・ニンニク…一欠片 微塵切り

〈煮込み用〉

・スターアニス…1個

・ショウガ…スライス2枚

・長ネギの緑のところ…1本

・昆布…10g

◯カレーの素

・玉ねぎ1/2

・ホールトマト…100g

〈パウダースパイス〉

・クミン、コリアンダー …小さじ1/2

・ターメリック、パプリカ、胡椒、ナツメグ…小さじ1/4

※辛くしたい場合は、パプリカをカイエンペッパーに変更して下さい。

◯肉・野菜

・スペアリブ…300g

・エリンギ…大1本

◯仕上げ用

・五香粉…適量

・胡椒…適量

・カスリメティ…適量

・バター…5g

・塩…小さじ1/2と1/4

【作り方】

①フライパンに大さじ1の油と、焼き用ホールスパイスを入れて、ごく弱火で加熱する。

②スペアリブを入れて、4面に焼き色をつける。

スペアリブの脂を使うための焼きです。
玉ねぎを炒めるとき、いい香りがします。

③圧力鍋に、水600ml、煮込み用スパイス類を入れ、焼けたスペアリブを入れて、強圧20分→自然放置する。

一度蓋を開けたまま、沸騰させて、
灰汁をとってから、蓋をします。

④フライパンで玉ねぎを、強めの中火で、茶色く香ばしい香りがするまで炒める。

⑤トマトを入れて、跳ねない程度の中火で、酸っぱい香りが抜けるまで炒める。

火傷に注意!

⑥火を止めて、パウダースパイスを入れて、練る。

練れたらカレーの素が完成です。

⑦圧力鍋の圧が抜けたら、全てを取り出し、スペアリブは肉と骨に分ける。

茹で上がりはこんな感じ。
この時点でのスープは透明ですね。
肉と骨を分けます。

⑧骨から髄を取り出し、骨をハサミで切り、鍋に戻し、ずっとボコボコした火力で20分間、加熱する。時々かき混ぜ、水分が減ったら、差し水をする。仕上がりが大体500mlになるように調節する。

⑨仕上がったら、スープをしのわなどで濾す。

⑩肉は一口サイズに切って、フライパンに入れる。豚骨スープと合わせて、塩を入れて弱火で、30分間煮込む。最後にバターを溶かし込む。

11.エリンギを薄切りにして、バターでソテーして、塩と醤油で味を整える。ちょっとこげ醤油にすると、より美味しいです。盛り付けをして完成!

胡椒はあとがけにもたっぷりと!

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です