2020年7月20日の間借りカレーの準備②
グレイビーを仕上げる!
今回は、前回たどり着いた、
「ベースのいいところをもっとのばしてあげる」
について考えます。
ベースの良さは、
①鰹出汁の香り
②豚肉の美味しさ
です。
〇改良の方向性
前回は、
「豚肉の脂が持つ美味しさをグレイビーに移す」
という、数式で表すと、
「(①+②)×1/2」
という発想で試してみましたが、ダメでした。
それで、今回思いついたのが、
「(①+α)+(②+β)」
で、①と②を別々にレベルアップして、
皿の上で合わせるという方法です。
〇今回試したいこと
まず(①+α)を考えます。
このカレーは、ベースが和出汁なので、
とてもすっきりしたグレイビーに仕上がっています。
そのままでもいいのですが、
もう少し「濃度」を出したいと思います。
そこで以前から試してみたかった、
大好きな「鶏白湯スープ」を加えてみることにしました。
「鶏」ならあまり癖が強くないし、
「和出汁」との相性もいいです。
そのうえで、「旨味」とゼラチンの「とろみ」を
加えることが期待できます。
次に(②+β)です。
これは、シンプルに焼いてトッピングしようかと思います。
・塩コショウで焼く
・マリネして焼く
・低温調理後、あぶる
など考えられましたが、シンプルに塩コショウで焼いてみます。
〇試作の結果
鶏白湯を作りました。まろっとした、いい香りです。
圧力鍋を使って時短しましたが、それでも大変でした。
→
そして、豚肉を焼いて…あれっ!
冷凍庫から出して自然解凍していた
「豚肩ロースの焼肉サイズ」を確認すると、
「豚バラしゃぶしゃぶ用」に変身していました!!
・・・・・・。間違ったね・・・。
よし、(②+β)は、次回試そう。
ということで、今回は急遽(①+α)だけの検証です。
出来上がったのが、こちら!
グレイビーは、良くなりました!
「鰹の香り」が立っているし、
「うま味」が向上して、
「とろっと」まではいかないにしても「まろっと」はしています。
食べるの、鼻に鰹の香りが抜け、口の中でうま味が広がる感じにできました!
具材として入っている、薄揚げも出汁を吸っていい感じです。
あと、食べながら思い付いたのが、
「具材に玉ねぎを入れるといいかも」
ということです。これは、次回試します。
グレイビーは、次にも完成できそうです!
豚バラしゃぶしゃぶ肉は、普通に炒めて追加しましたが、
薄すぎて豚を噛んだ時のジュワっと感がないので、やっぱりダメでした(泣)
あと一週間!できるだけいいものが仕上がるように頑張ります!
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