肉を柔らかくジューシーにする方法③
3.これがベストな方法だ!(私見)
今回はこのシリーズのラストです。
3.これがベストな方法だ!(私見)
前回、いろいろな方法を紹介しましたが、
今回は、私なりに、
①使いやすいさ
②柔らかジューシー以外の効果と影響
の2点に視点を置いて見ていきたいと思います。
①使いやすさ
使いやすさの条件は、
・いつでも家にあるもの
・そのまま使えるもの
・余っても他に使い道があるもの
・安価なもの
と一般市民の味方を基準とします。
わざわざ買いに行かないといけないものや、濃度を調整しないといけないもの、余って分が放置状態になり知らぬ間に消費期限を迎えるものは、使いにくいです。
そうなると、かなり絞られてきます。
・包丁
・料理酒
我が家では、もうこの2択しかないです。
ただ、次の項目で紹介する、柔らかジューシー以外の効果で魅力的なものがいろいろあるんですよね。
②柔らかジューシー以外の効果と影響
漬け込む液体によって、柔らかジューシー以外に味をつけたり、香りをつけたりすることができるものがあります。
・果実、果汁…甘みと爽やかな香り
・ヨーグルト…ヨーグルト自体がカレーのグレイビーとして使える
・塩麹…塩味と麹らしい香り
・日本酒…ほぼ癖のなく仕上がる。料理酒は若干の塩味がつけられる。
・ワイン、ビール…そのお酒自体の香り
・炭酸飲料…使われているフレバーの香りと甘み
・ブライン液…塩味。砂糖や蜂蜜の甘み。
有名なものを例にあげてみました。
どんな料理にするかによって、使い分けるのが良さそうですね。
結論
私のベストは、料理酒です。
私の場合、スパイスカレーに使うので、香りはスパイスでつけるので、特にこの香りを活かしたいという場合を除き、香りは必要ありません。
また、塩味は、グレイビーで調整するので、肉自体に余り強い塩味があると、バランスがとりにくくなってしまいます。その点、料理酒なら、薄めの塩味がつく程度なので、扱いやすいです。
そして、いつも家にあり、そのまま使えて、香りの癖もなく、薄っすら塩味がつけられる。さらに長期保存が効き、他の料理にも使える。そのうえ安価で市場価格も安定している。言う事なしです。
先にあげた包丁ですが、実は私は筋切りがうまくできないんです。かなり切ったつもりでも、焼くと反ってしまいます。難しいんですよね。
人それぞれの条件によりますが、私は、やはり料理酒を選びたいと思います。
以上、『肉を柔らかくジューシーにする方法』全3回でした。
皆さんの参考になれば幸いです。
で、話は変わりますが、実は、この記事を書くためにいろいろと調べているうちに、気になったことが2点あります。
・条件をそろえた場合、どれが一番柔らかくジューシーに仕上がるのか。
・あまり料理で使用されることがない、アルカリ性の強いミネラルウォーターや、逆に酸性が強い強炭酸水などを使うと、肉の保水量が上がるのか。
うーん、探究心は尽きません。
最後まで読んで頂きありがとうございました!
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