スパイスカレーの乳化について④〜乳化を安定させる成分を含む食材〜

乳化を安定させる成分は、人工的に抽出された合成乳化剤というものもありますが、自然界にある食材の中にも存在します。

上の写真のように、カレーを作るときに、それらを使えば、乳化を安定させることができますし、逆に使わなければ、非乳化に仕上げることができます。

今回は、スパイスカレー作りで使われる食材を中心に、

乳化をさせたいなら、この食材を使うといいよ

“乳化させたくないなら、この食材は使わない方がいいよ”

というものを紹介したいと思います。

◯乳化を安定させる成分とそれを含む食材

・カゼイン…牛乳、ヨーグルト、バター、マーガリン、生クリーム、母乳(笑)

・デンプン…小麦粉

欧風カレーに入っていますね。

・レシチン…卵黄、レンズ豆、ひよこ豆、豆乳

マヨネーズといえば卵黄!

・ペクチン…果物

まさかの果物!

・マスタード

・パプリカパウダー

スパイスの中にも!

◯まとめ

結構あるんですね。

マスタードとパプリカは組み合わすことにより、安定させる力が増すそうです。

しかし、わからないことも沢山ありました。

マスタードとパプリカパウダーに関しては、成分までは、「?」でした。

その他にも、

含有量やそれぞれの成分がどれぐらいのパワーがあるのかなども、よくわかりません(泣)

しかし、参考にはなると思います。

例えば、

「乳化させたくないのに、乳化したぞ。どうして?」

と思ったとき、上記の材料を使っていなかったか?

と、一考してみて下さい。

ただ、材料だけではなく、調理の仕方によっても変わってきますので、それらも併せて考えて下さいね。

ちなみに、関連記事はこちら↓

・スパイスカレーの乳化について①〜乳化の必要性は?〜

・スパイスカレーの乳化について②〜乳化した方がいいの?〜

・スパイスカレーの乳化について③〜乳化、非乳化のコントロール〜

では、さらばじゃ!

 

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